日本ビジネスモデル学会の新イベント「POP UP Session」。このセッションでは、さまざまな領域の実践者をお呼びし、お話を伺いながらビジネスモデルという観点から分析を試みます。
第4回のゲストは、株式会社ZeBrandを立ち上げた菊池諒さん。マーケティングのオートメーションが多くの企業で取り組まれているなか、ブランディングをオートメーション化するという事業で、モリサワの社内新規事業として会社を設立されました。ビジネスモデルの中で、ブランディングがどのような役割を果たしているのか。ブランド主導でのビジネスモデルの構築について伺っていきたいと思います。
日本ビジネスモデル学会 プリンシパル名古屋商科大学 准教授 小山龍介
ゲスト
菊池諒
ZeBrand Founder兼CEO。
ブランディングをオートメーション化するWebサービス『ZeBrand』を米国を中心にグローバルで展開し、NYを拠点として活動。
2008年に国内フォントベンダーのモリサワに入社。2012年に"美大のハーバード"と称される米国の美術大学Rhode Island School of Design(RISD)にて、当時学長であったジョン・マエダ氏の元、リサーチフェローとしてブランディングやアートの概念を学ぶ。(RISDでの卒業作品はAppleのMac30周年記念ムービー内にも登場)
その後、経営大学院にてイノベーション領域を専攻し、フランスEDHECなどでも欧州のビジネスモデル等学ぶ。MBAを取得。 2017年グローバル戦略の一環としてNYにて米国のブランディング/デザイン市場をリサーチし、社内新規事業部門を設立。2019年10月にZeBrandをスピンオフし、米国法人と日本法人を同時設立し代表に就任。2021年9月にローカライズ国の一国目として日本展開を開始。
その他では、米国・欧州MBA schoolのalumni networkに向けてイノベーション/イントレプレナーシップの講義なども行なっており、TCL(多摩美術大学クリエイティブリーダーシッププログラム)では、デザイン経営・クリエイティブシンキングに関する講義も行う。 MVPにて米国SXSWに出展して以来、世界各国からの評価やフィードバックをもらい、日々アップデート中。
American Express x WeWorkビジネスコンテストにてグランプリを受賞し、Forbes誌にて4Pの特集記事掲載。TechCrunch Pitchers&Pitchesコンペティション優勝。Web Summit2021でもPITCHリストに選出され登壇するなどグローバルに活動中。