日本ビジネスモデル学会の新イベント「 POP UP Session 」。このセッションでは、さまざまな領域の実践者をお呼びし、お話を伺いながらビジネスモデルという観点から分析を試みます。
第 5 回のゲストは、元日経 BP の編集者として『日経マネー』副編集長を経て、みずから企画立案した『 日経 DUAL 』の創刊編集長、さらに『 日経 xwoman 』プロジェクトの立ち上げ、総編集長および『 日経 ARIA 』編集長を歴任。5 媒体 2 プロジェクトをゼロイチで創刊し続けてきた羽生さんです。
羽生さんの立ち上げられたメディアはどれも共感性の高く、非常に熱心な読者がついているところに特徴があります。昨今よく見るネットメディアにあるような、SEO 対策をしてページビューを増やし、いわゆるこたつ記事を量産するようなものとは、一線を画しているように思います。
メディアを立ち上げるということはどういうことなのか、その背景に動いているビジネスモデルの本質とはどういうものなのか、羽生さんに伺っていきたいと思っています。
日本ビジネスモデル学会 プリンシパル
名古屋商科大学 准教授 小山龍介
プロフィール
羽生 祥子 Sachiko HABU
株式会社羽生プロ 代表取締役
1976 年生まれ。京都大学農学部入学、総合人間学部卒業。卒業後に渡仏、帰国後フリーランス・契約社員・業務委託など多様なスタイルでの働き方を経験。2002 年編集工学研究所に入社し松岡正剛に師事。『 千夜千冊 』「 情報の歴史デジタル 」などに関わる。
05 年現日経 BP 社入社。女性誌、デジタル誌などを経て 12 年『 日経マネー 』副編集長就任 ( 35 歳 )。その後妊娠・出産の経験を活かし、働くママ&パパを応援するノウハウ情報サイト『 日経 DUAL 』を企画立案、13 年 11 月創刊編集長就任 ( 36 歳 )。19 年日経 xwoman プロジェクトを立ち上げ、総編集長・日経 ARIA 編集長に就任 ( 42 歳 )。日経 doors や日経 ecomon 編集長も歴任。編集部のマネジメント、サイト運営、取材執筆、各講師と子育てを奮闘両立中。趣味は水泳、料理、ピアノ、金融の勉強。あらゆる分野での日本女性のエンパワーメントに注力。
2020 年西村大臣「 選択する未来 2.0 」会議有識者、2015 年& 19 年内閣府少子化対策大綱有識者メンバー、16 – 20 年厚生労働省イクメンプロジェクト有識者メンバー、17 – 19 年内閣府子供と家族・若者応援団表彰選考委員会有識者メンバー、19 – 20 年東京都子ども子育て会議有識者就任、19 年「 京都の未来 」円卓会議メンバー。
早稲田大学、中央大学、昭和女子大等、特別講義・講師担当。NHK『 あさイチ 』、テレビ東京『 WBS 』、などテレビ、ラジオ出演、企業内研修等多数。